【施設入居後】「少しでも起きれるように」脊髄損傷者の自費リハビリ事例

施設に入居すると、生活は一定のリズムで安定します。

一方で、リハビリ病院を退院したあと、

・「起きて過ごす時間が減ってきた」
・「ベッドで過ごす時間が長くなってきた」
・「このまま動かなくなってしまうのではないか」

このような不安を、本人やご家族が感じることも少なくありません。

こうした視点から、今回は施設入居中の脊髄損傷の方への自費リハビリ事例をご紹介します。

施設入居中における離床評価の重要性

施設では、限られたマンパワーの中で、安全を最優先に日々のケアが行われています。

病院と同じような頻度や形で離床を行うことが、現実的に難しい場面があるのも自然なことです。

一方で、

・「どのくらい起きられるのか」
・「どの姿勢までであれば安全なのか」

といった点が分からないままでは、離床を進めること自体が難しくなります。

そのためバイタルサインを確認しながら、座位や離床が可能かどうかを評価し、無理のない範囲を整理することが大切となります。

施設スタッフと連携、車椅子への移乗動作

リハビリの中で、移乗動作が可能となってきました。

状態に合わせてスライディングボードを使用し、リクライニング車椅子への移乗を段階的に確認しています。

この過程では、施設スタッフと情報を共有しながら連携し、日常生活の中で

・「どこまでできるか」
・「どう関われるか」
・「どうつなげていくか」

を模索することが大切と考えます。

リハビリ時間だけでなく、それ以外の時間をどのように過ごすかは重要な視点です

寝返り動作を生活につなげる体位変換【動画】

動ける範囲が少しずつ広がり、寝返り動作が可能になってきました。

この変化を踏まえて、施設スタッフと相談しながら、日常生活の中でも体位変換を取り入れてもらうようにしています。

体位変換を生活の中で行うことで、体幹の使い方や座位での安定性につながることを目指します。

車椅子上でできることを広げるリハビリの視点

現在のリハビリでは、車椅子上でできることを増やすことを一つの目標としています。

・背もたれから背中を離して姿勢を保つこと
・腹圧を高めて体幹を安定させること
・プッシュアップ動作による体重移動

これらを状態に合わせて確認しています。

手の機能、上肢リーチのために体幹機能を高めると同時に、車椅子上での褥瘡予防にもつながる視点として大切にしています。

まとめ

施設入居後もできることは沢山あります。

生活の中で「起きて過ごす」「姿勢を変える」
という時間を守ることは、その人らしい生活を支える大切な要素です。

施設スタッフと連携し、できることを日常生活に取り入れていくことも重要と考えます。

リハビリ体験やご相談があれば、お気軽にご連絡ください。

以上になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
 

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