【事例】痛みを予防して歩こう!
定期訪問している帯広市のデイサービスとてっぽの丘るくる様(以下るくる)の事例紹介です。
・「膝が痛む」
・「転ぶことがある」
話を聞くと、膝の痛みや転倒歴がありました。
膝の痛みは歩行や日常生活に支障をきたすことがあります。
適切な自主トレーニングを行い、痛み・転倒を予防することが大切です。
今回は、膝の健康を守るための自主トレーニングまで紹介します。
杖なし歩行【動画】
施設内は杖歩行にて自立しています。
十分に転倒に注意しながら短距離の杖なし歩行を行いました。
観察された、歩行バランスの特徴を示します。
歩行バランスの特徴
「左膝の内側が痛みやすい」との訴えがありました。
杖なし歩行は、体幹の左右の揺れが大きく、左下肢への荷重は少ないです。
特に、左立脚期後期で頚部・体幹の右側への揺れが強まります。
最適な筋活動が得られなければ、関節の負荷となり痛みにつながる可能性があります。
・筋活動:膝・股関節の抗重力伸展活動
2点を課題と考え、ハムストリングスにアプローチしました。
【膝・股関節】ハムストリングスのアプローチ【動画】
ハムストリングスは、股関節と膝関節の両方を横断する長い筋肉です。
・股関節に近い部位:低緊張(筋肉は柔く、働きにくい)
同じ筋肉でも部位によって筋活動にアンバランスが生じていました。
ハムストリングスの筋活動を調整し、可動性を引き出しながら、痛みのない動き・感覚を経験してもらいます。
・「痛くない、あら不思議!」
と即時効果の感想が聞かれました。
痛みのない動きの反復は、動きの学習につながります。
最後に、ご自宅で出来る自主トレーニングを提案しました。
【自主トレーニング】おしり上げ運動【動画】
自主トレーニングは、おしり上げ運動を提案しました。
膝や股関節をサポートするハムストリングスを強化し、柔軟性を高めることが大切です。
無理せず、痛みのない範囲で行うことがポイントとなります。
まとめ
るくるでは、
・リハビリ機器を使用した運動
によって一人ひとりの利用者様にあわせた運動を提案しています。
いつまでも元気に生活するには、痛みの予防は大切です!
効果的な自主トレーニングを実践し、動きやすいからだを維持しましょう!
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【十勝帯広 脳卒中後の整体】
MotorSense(モーターセンス)
代表 伊藤 広和
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