「きれいに歩けるようになる」は大切な目標

「きれいに歩けるようになりたい。」

素晴らしい目標だと思います。

「片麻痺になって外に出るのが嫌になった。」
「杖を使わないで歩きたい。」
「装具を使わないで歩きたい。」

このような言葉をもらうこともあります。

歩きの見栄えを気にして、外出の意欲まで低下してしまうこともあるのだと考えさせられます。

きれいに歩けることで気持ちが変わり、運動習慣につながることは素晴らしいことです。

きれいに歩く感覚

普段と違う歩き方を一人で行うには難しいこともあります。

何より転倒してしまっては元も子もないありません。

軽く支えると歩きやすい(感覚)
腕を持つと歩きやすい(感覚)
リズムを誘導してくれると歩きやすい(感覚)

安全な環境で、必要最低限の援助で歩きやすい感覚を経験することが大切です。

危ない時は支えてくれる人がいる環境で挑戦できることが理想的です。

きれいに歩くために

片麻痺後の歩きにくさを考えます。

・足の蹴り出しの弱さ
・腕の重さ
・身体の伸びにくさ

麻痺を呈する身体の動きは、重力に抗する活動が難しくなります。

きれいに歩けない要因はさまざまです。

例えば、足を出すことが難しいケース。

Aさんは身体を傾けて足を降り出す
Bさんは股関節を大きく曲げて降り出す

一人ひとりに動きのクセがあります。

動きの特徴を捉え、不足している、もしくは強すぎる筋肉の働きを調整することが大切です。

・タイミング
・強さ
・方向

動きの中で、最適な筋肉の働きを活性化することが重要となります。

アプローチ前後で比較してみるのも効果的です。

スマホがあれば撮影してみるのもおすすめです。

まとめ

片麻痺を呈しても「きれいに歩けるようになる」は大切な目標です。

前向きな気持ちになれば、行動が変わり、運動習慣につながります。

安心安全を考慮した中で、挑戦できることがベストと考えます。

以上になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

【十勝帯広 脳卒中後の整体】
MotorSense(モーターセンス)
代表 伊藤 広和

営業日時:17:40〜20:00(平日)/9:00〜20:00(土日祝)

【お問い合わせ】
☏:070−2432−6567
お問い合わせフォーム

【LINE公式アカウント】

友だち追加

あわせて読みたい