できることと介助が必要なことを整理しよう!

リハビリ退院後、スムーズに在宅生活に移行できることは大切です。

・「入院中できたけど家では動けない」
・「だんだん手伝ってもらうことが増えた」
・「つい甘えてしまいやってもらう」

入院中にできていたことが、在宅では上手くできないことも少なくありません。

介助に慣れない家族は、大変なことも多いかもしれません。

まずは、ひとりでできることと介助が必要なことを整理することが大切です。

ひとりでできることは?

まずは安全にできることが大切です。

・歩いて移動する
・着替えをする
・トイレに行く

後遺症を抱えた中で、以前の生活のようにはいかないこともあります。

少しずつ在宅生活に慣れ、はじめは時間がかかることも、早くできるようになります。

病気になる前とは比べず、現状の機能に目を向けることが大切です。

介助が必要なことは?

ひとりではできないことは、どのくらい、どの程度の介助が必要かを知ることがポイントです。

例えば、移乗動作。

・車椅子ブレーキのかけ忘れがあるけど、声かけでできる
・立ち上がるのに失敗するけど、手すりを持てばできる
・ゆっくりと座るのが難しいけど、軽く支えればコントロールできる

声かけや見守り、少ない介助でできることは反復することで自立できる可能性が高いです。

反対に、

・立ち上がりに多くの介助を要する
・膝折れがあり転倒の可能性が高い
・姿勢は傾き、支えても保持できない

介助が必要であっても難しいことがあります。

その場合は、介護保険サービス利用や専門家へ相談できれば安心です。

適切な環境調整、介助方法を知ることで負担を軽減できる可能性があります。

定期的なサービスの見直しも

介護サービスの司令塔はケアマネージャー(CM)です。

在宅生活に慣れ、時間経過とともにできることと介助が必要なことは変化していきます。

身体の状況に合わせてCMに相談をしましょう。

当院でもCMとの情報共有や密な連携は、非常に重要と感じています。

まとめ

リハビリ退院後、スムーズに在宅生活に移行できることは大切です。

介助になれない家族は、後遺症により以前はできていたことができないと困惑することもあるかもしれません。

ひとりでできることと介助が必要なことを整理し、自立した生活を送れるようになるのが大切と考えます。

【十勝帯広 脳卒中後の整体】
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