歩くときの体幹介助のコツは?

安全に歩くために、介助は大切です。

・歩行介助を少しでも楽にしたい
・どのように介助して良いかわからない
・介助されると歩きにくい
・介助をなくして歩きたい

このようなお悩みを患者さん・ご家族からお聞きすることがあります。

・介助される方(ご本人)
・介助する方(ご家族)

双方の負担が少ないことが大切なポイントと考えます。

介助の方法はさまざまかと思いますが、今回は体幹のコツについてです。

介助者の立ち位置

介助者の立ち位置はどこが最適でしょうか?

・転ぶ可能性のある位置

ここはポイントです。

さまざまな介助方法がありますが、転倒しないことが最重要です。

安全第一を前提に、動きの特徴にあわせて介助ができると楽になると思います。

歩くときの体幹介助のポイント

歩いているときの重心移動が示されています。

・上下運動にあわせてサポートする
・片脚支持のときに最も重心は高くなる

歩くとき体幹を支えるときのポイントになるかと思います。

とはいえ、言葉では簡単に理解できますが、やってみると難しさもあるかと思います。

画一的にこうすればこれくらいの強さでこの方向に!と断言できないのも現実です。

最初は、力いっぱいやってしまうこともあるかと思いますが、少しずつ動きにあわせて調整できると良いかと思います。

脳卒中片麻痺の介助

脳卒中後の片麻痺者の場合、左右差があることを多く経験します。

体幹介助は上下運動に加えて、左右運動にも配慮する必要があります。

多くは、麻痺側下肢の支持の際に介助を多く必要とすることが多いかと思います。

この場合も、少しずつ動きにあわせて調整できると良いかと思います。

まとめ

本日は、歩くときの体幹介助のコツは?というテーマで書きました。

介助方法は、一人ひとりの身体の状況にあわせて行うためやり方はさまざまかと思います。

介助をする側とされる側の双方が負担の少ないことが大切と考えます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

【十勝帯広 脳卒中後の整体】
MotorSense(モーターセンス)
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References

1.Joel A. DeLisa,Gait Analysis in the Science of Rehabilitation.DIANE Publishing,1998.pp58