【事例動画】施術前後の歩行変化

施術事例をご紹介します。

・発症20年経過
・屋内外歩行自立
・転倒歴あり

発症から20年経過されています。

普段は補助具を使用して歩かれていますが、転んでしまうことがあるとのことでした。

「転倒しないバランス」

ここは大切な目標として共有しました。

はじめに歩く動作を確認しました。

※動画使用・掲載等について、ご本人さまより承諾を得ております。ご厚意に心より感謝申し上げます。

【介入前】歩行動画

歩きの全体像から特徴を捉えます。

今回は姿勢の崩れが目立つ(麻痺側)右立脚に着目しました。

【片麻痺】歩行の全体像/右立脚の特徴

右立脚中~後期にかけての特徴を挙げました。

・常に視線を下方に向けている
・左上肢は固定的
・右肘は曲がってくる
・右下肢の抗重力伸展活動の低下
・体幹は右側屈、重心は低い

各特徴の相互作用を考えます。

例えば、「右下肢の支えが弱く、右に身体がかたむき、左上肢でバランスをとっている」というように推論を進めていきます。

その他に動きと感覚について確認を進めました。

・視線は下を向いているけど足部の感覚の程度はどうか?
・右腕は重そうに見えるけど、どのように感じてらっしゃるか?
・身体の傾きはどのように感じているか?

観察される現象とご本人さまが受けている感覚とを評価しながら進めていきます。

アプローチ

施術は筋肉を触診しながら進めていきます。

股関節・体幹・肩甲帯の連結強化

ここをポイントに進めていきました。

麻痺側の手足以外にも、非麻痺側・体幹へのアプローチも行います。

視覚的な手がかりがあると筋肉の働きは活性化されやすい特徴がありました。

低緊張の筋群の活性化、短縮筋の伸張を図り、空間でのコントロールや抗重力活動へとつなげていきます。

歩行における右立脚の支えが安定し、転倒予防につながるようアプローチを進めていきました。

【介入後】歩行動画

介入後の歩きとなります。

【片麻痺】歩行の全体像/介入前後の変化

介入前後の変化になります。

主に3つの変化点を挙げました。

視線を上げて歩けることは、転倒の予防にもつながる大切な要素です。

まとめ

本日は事例動画のご紹介でした。

十勝帯広・脳卒中後遺症による身体のお悩みは、お気軽にご相談ください。

一人一人の動きや症状にあわせてオーダーメイドに対応いたします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

【十勝帯広 脳卒中後の整体】
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代表 伊藤 広和
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